菌パックに入ったマウスピースで常に清潔な製品をご使用いただきます(ディスポーザブル)。また、このマウスピースは内視鏡が喉の奥に当たりにくく嘔吐反射を起こしづらいため、従来よりも楽に検査を受けていただけます(右下図)。
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食道・胃・十二指腸にはどの様な病気がありますか? |
食道・胃・十二指腸の病気には炎症性疾患(食道炎、胃炎、十二指腸炎など)、潰瘍性疾患(食道潰瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など)、腫瘍性疾患(胃ポリープ、胃腺腫、食道癌、胃癌など)やその他の疾患があります。
そのなかでも逆流性食道炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの潰瘍性病変、胃ポリープ・胃腺腫、(放置すると命に関わるという点で)食道癌・胃癌等が重要な病気といえるでしょう。
胃カメラとはどの様な検査ですか? |
胃カメラとは俗称で、正式には上部消化管内視鏡検査(以下、胃カメラ)と言います。先端にCCDという超小型で高感度の電子撮像素子のついたビデオスコープを鼻または口から挿入し、食道・胃・十二指腸の内側をテレビモニターに映しながら、直接粘膜面を観察しながら写真などに撮ります。
胃炎や食道炎・胃潰瘍や十二指腸潰瘍・ポリ−プなどの診断、食道癌・胃癌など悪性疾患の早期発見や精密検査には欠かせない検査です。また、必要に応じて生検、ポリープの内視鏡切除やアニサキス虫体の摘出などを行うことができます。
近年、開発されたNBI(Narrow Band Imaging=狭帯域光観察)を用いた画像強調観察は、今まで発見が困難であった食道・胃の早期がんの発見に有用でです。
■生検とはどの様な検査ですか?
生検とは食道・胃・十二指腸の粘膜の一部を鉗子でつまみ小さな組織を採取して、顕微鏡で観ることにより病気(病変)が「良性か悪性か」の診断や、その程度・原因等を詳しく調べる検査です。
痛いことはありません。2mm位の小さな傷ができ少量の出血がありますが、通常出血は自然に止まり、傷も自然に治ります。
ただし、出血が止まりにくい体質の方、ワーファリン・プラザキサ・イグザレルト・エリキュース・リクシアナ、バファリン、プラビックス等の血液をサラサラにする薬を服用している方や血液透析を受けていらっしゃる方は出血が止まりにくい場合があります。この様な方は「胃カメラ問診票」にご記入の上、検査前に医師または看護師にお知らせください。
■NBI(Narrow Band Imaging=狭帯域光観察)とは何ですか?
がんの増殖には、血管からの栄養補給を必要とするため、病変の近くの粘膜には、多くの血管が集まりやすくなると考えられています。そこで、粘膜内の血管などをより鮮明に観察しやすくするために、血液中のヘモグロビンが吸収しやすい波長の短い2つの光(波長:415nm、540nm)を照らし画面に表示するのがNBI(狭帯域光観察)です。
狭帯域光観察では、毛細血管の集まりやそのパターンなどが鮮明に表示され、通常光による観察では見えにくかったがんなどの早期病変の観察において有用性が期待されています。
また、これまでは血管や粘膜の詳細な観察のためには色素による染色を行わなければならないこともありましたが、狭帯域光観察を行うことによって、患者さんの身体的な負担が軽減されることが期待されます。
当院では通常の光による観察に加え、食道、胃・十二指腸では原則として全例にNBIを追加して行っています。
胃カメラは危険な検査ではありませんか? |
胃カメラ等の検査・処置に伴うトラブルや事故を偶発症と言います。この偶発症には検査前の注射やのど麻酔(前処置)によるものと、内視鏡の操作によるものとがあります。日本消化器内視鏡学会の全国調査(第6回、2008~2012)の報告によると、内視鏡検査全体による偶発症は0.073%(1400件に1例)、死亡は0.00031%(320万件に1例)に発生していました。
そのうち、経口内視鏡(経口胃カメラ)による偶発症は0.07%(1400件に1例)、死亡は0.00013%(770万件に1例)でした。一方、経鼻内視鏡の偶発症は0.024%(4200件に1例)と低く、鼻出血がほとんどであり、死亡例はありませんでした。
万が一、偶発症が発生したときは外科的処置を含めた最善の処置をさせていただきます。
胃カメラによる感染の危険性はありませんか? |
■内視鏡専用自動洗浄機
内視鏡検査による交叉感染を防止するためにオリンパス社製の内視鏡専用自動洗浄消毒機(OER-4)を導入しています。検査毎に内視鏡をこの洗浄機にセットし、日本消化器内視鏡技師会のガイドラインに則って洗浄および高水準消毒を実施しています(左下図)。
■内視鏡専用ディスポーザブルマウスピース
菌パックに入ったマウスピースで常に清潔な製品をご使用いただきます(ディスポーザブル)。また、このマウスピースは内視鏡が喉の奥に当たりにくく嘔吐反射を起こしづらいため、従来よりも楽に検査を受けていただけます(右下図)。
胃カメラを受ける時、楽でよい方法はありませんか? |
検査直前に鎮静剤の静脈注射をすると、検査中「ボーッ」として胃カメラが大変楽に受けられることが多いようです。その場合、少し院内で休んでから帰っていただくことになります。
また、検査終了後から翌日の早朝まで車やバイクの運転はできません(重大な交通事故につながる危険性があります)。
胃カメラの費用は、どの位かかりますか? |
3割負担の方で、おおよそ次の様になります。
胃カメラのみ:3,500円前後※2)
胃カメラ + 生検:1臓器で7,500円前後
ポリープ切除術:15,600円前後
異物摘出術:9,600円
※1)鼻腔・咽頭麻酔や鎮静剤を使用した場合の費用は別途加算されます。費用はその内容により多少幅があります。
※2)1臓器の場合。多臓器(食道と胃は2臓器になります)はさらに加算されます。
※3)1臓器の場合。多臓器(食道と胃は2臓器になります)はさらに加算されます。
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