診療科目
診療科目ガイド
お勧めコンテンツ
当院の診療科目
消化器内科
内科
禁煙
喫煙と禁煙
たばこを止めよう!
警告
禁煙指導・支援
禁煙の効果
たばこと健康
受動喫煙
たばこの有害物質
糖尿病
高血圧
脂質異常症
脂質異常症とは
高尿酸血症
高尿酸血症とは
肥満・メタボ
肥満とは
骨粗鬆症
睡眠障害
認知症
その他
その他の診療科目
サルコペニア
フレイル
診療案内
ご案内
検査・設備
健康管理
予防接種
予防接種-総論
予防接種各論
当院について
クリニック紹介
基本理念・行動指針
院長挨拶
院内紹介
院内風景
通信
お知らせ
お問い合わせ
お問い合わせ
ひまわり通信
院長の独り言
目次
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
スマホ用QRコード
呼気一酸化炭素濃度測定検査 |
■一酸化炭素
たばこの煙には約4,000種類以上の化学物質と、約200種類が有害物質が含まれています。その中で特に、ニコチン、一酸化炭素、タールは3大有害物質と呼ばれています。
たばこの主流煙中には数千~1万ppm以上の一酸化炭素(CO)が含まれています。これはアイドリング中の自動車排気ガス(法定1万ppm以下)と同等です。喫煙者がCO中毒死しないのは吸入が間欠的だからに過ぎません。
COは血液中の赤血球のヘモグロビン(Hb)と強力に結合して(酸素O2の200~250倍)血液の酸素運搬能を奪い、身体の運動能力を低下させます。また、心筋が低酸素かつ過負荷となることによって虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)や不整脈が起こりやすくなるほか、代償的に多血症が起こり血液の粘度が増し、血栓が形成されやすくなります。
■呼気一酸化炭素濃度測定検査
体内に有害物質であるCOをどれだけ取り込んでいるかを調べます。呼気中一酸化炭素濃度測定器(COモニター)は呼気中の一酸化炭素濃度を検知し、その濃度を測定する装置です。喫煙/禁煙の評価に必要であるとともに、禁煙維持の動機づけにも有用です。
1日に吸うタバコの本数と呼気中のCO濃度は相関します。COはニコチン同様に動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。また、COは酸素の運搬を妨害するために、持久力や作業能率を低下させます。