今までは若年者の場合、喫煙年数が短いため「ブリンクマン指数が200以上」を満たないため、保険適応にならないケースが多々ありました。「ブリンクマン指数が200以上」というと、1日1箱(20本)を10年以上吸わないと対象になりません。厚生労働省によると、20代のニコチン依存症患者の82%はこの指数の基準を満たしていないとのことでした。
しかし、若年者ほどタバコの健康被害が大きいことや、より高度なニコチン依存症になりやすいことから、若いうちに禁煙することが重要です。
2016年(平成28年)4月から35歳未満の人は「ブリンクマン指数200以上」という条件がなくなり、喫煙本数・喫煙年数に関係なく、ニコチン依存症と診断されれば保険で禁煙治療を受けることができるようになりました。