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24時間血圧測定検査 |
特殊な血圧測定装置を24時間身体に装着して、30分または1時間毎に血圧を測定することで、血圧の24時間の変動(日内変動)を調べることができます。
血圧の日内変動は個人差が大きく、特に日中の活動中や睡眠中などの血圧は家庭での血圧測定では捉えることが困難です。
そのためにホルター血圧計を24時間装着すれば、自動的に血圧を測定して、日内変動を調べることができます。
■高血圧の種類とリスク
高血圧と一言でいっても、色々な種類があります。ここでは病院・診療所で測定した血圧(診察室血圧)と家庭血圧計や24時間血圧で測定した診察室以外の日常生活レベルでの血圧から分類した高血圧の種類を説明します。
①白衣高血圧
病院・診療所(診察室)で測定した血圧は高血圧でも、診察室以外では正常血圧(白衣現象)
診察室血圧≧140/90㎜Hg 家庭血圧<135/85㎜Hg
持続性高血圧と比較すると臓器障害の程度は軽い。
しかし、将来持続性高血圧に移行するリスクが高く、糖尿病(耐糖能異常)や脂質異常症を合併する頻度が高く注意が必要。
②仮面高血圧
病院・診療所(診察室)で測定した血圧は正常でも、診察室以外では高血圧。
診察室血圧<140/90㎜Hg 家庭血圧≧135/85㎜Hg
医師の前では正常血圧のため、発見されにくい仮面高血圧です。しかし、気付かないまま放置すると動脈硬化が進み、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすリスクが高いことが分かってきました。
病院・診療所(診察室)で測定した血圧は正常でも、早朝・起床前後に血圧が上昇するタイプ。
特に、夜間は低く早朝に急上昇する「モーニングサージ」では、持続性高血圧の患者より脳卒中のリスクが2.5倍も高くなるという研究報告もあります。
夜間高血圧は睡眠中も血圧が下がらないタイで、夜間血圧の平均が120/70㎜Hg以上の場合。
「降圧薬の効果が切れている」「睡眠時無呼吸症候群」「糖尿病で神経障害を合併している」「心不全」「腎不全」の人々は夜間高血圧になりやすいとされています。
病院・診療所(診察室)で測定した血圧は正常でも、職場や家庭のストレスにより昼間の時間帯の血圧の平均が135/85㎜Hg以上の場合
③持続性持続性高血圧
診察室でも家庭(診察室以外)でも血圧が高い場合。
診察室血圧≧140/90㎜Hg 家庭血圧≧135/85㎜Hg