最も一般的に知られているX線撮影では、X線照射装置とフィルム(感光板)の間に体を置き、感光板に焼き付けて画像化します。X線は感光板を黒く変色させるため、体がX線を通過させた部分では黒く写り、体がX線を阻止した場合には白く写ります。X線の透過度が高い組織としては皮膚や空気(肺)、筋肉、軟骨などが、逆にX線の透過度が低いものとしては骨があります。
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CR検査(Computed radiography、コンピュータX線撮影検査) |
最も一般的に知られているX線撮影では、X線照射装置とフィルム(感光板)の間に体を置き、感光板に焼き付けて画像化します。X線は感光板を黒く変色させるため、体がX線を通過させた部分では黒く写り、体がX線を阻止した場合には白く写ります。X線の透過度が高い組織としては皮膚や空気(肺)、筋肉、軟骨などが、逆にX線の透過度が低いものとしては骨があります。
従来のX線撮影の方法では、X線を直接フィルム(感光板)に当てて現像し画像が出来上がる仕組みでした。
CR(Computed radiography、コンピュータX線撮影検査)を使用したデジタル撮影では、特殊な感光板(IP)で受けたX線を画像読み取り装置でスキャンし、デジタルデータとしてコンピュータ処理をした後モニター・フィルムに出力します。コンピュータ出力された画像は、従来のX線画像(レントゲン写真)と比べて鮮明で診断領域の広い画像となります。
例えるなら、一般のカメラとデジタルカメラの様なものです。CR画像はデジタルカメラと同じ様に撮影後にコンピュータ上で様々な画像処理ができます。一度撮影した画像データを元にコントラストや濃度などの調整を行い、全く見え方の違う画像を作ることも可能です。また、従来のフィルムでは再出力が不可能で年数によるフィルムの劣化もありましたが、CRでは画像をサーバーやDVDなどに保存する事も出来るので、いつでも劣化の無い鮮明な同じ画像を出力する事が出来ます。
したがって、次のような特徴と利点を有しています。
①デジタル画像であり、保存・伝達に適する。
(データを保存しているため、過去に撮影した写真の読み出しや遠隔画像診断が可能)
②ダイナミックレンジが広い。
(一度の撮影で軟部組織から骨部まで広い範囲にわたって画像観察できる)
③ 被曝低減が可能。
(骨のアライメントのみの観察などではX線量を低減できる)