>医療法人 啓眞会 くにちか内科クリニック

心電図検査

 

心電図検査(Electrocadiography

 

  心臓の筋肉が全身に血液を循環させるために拡張と収縮を繰り返すとき微弱な活動電流が発生します。その変化を波形として記録し、その乱れから病気の兆候を読み取ろうとするのが心電図検査です。

 

 心臓の疾患に関する検査の中では比較的簡単に行えるため、病気発見の第一の手がかりとしてよく用いられます。通常は両手(2)・両足(2)、胸部(6)に合計10個の電極をつけて、いろいろな組み合わせで12の異なる心電図を記録します。これを「標準12誘導心電図」と呼び、単に「心電図」というときにはこの12誘導心電図のことをさします。

 

 12誘導心電図は、胸部X線と並び循環器疾患の診療における最も基本的な検査法の一つで、ベッドサイドで簡便に行うことができ、心肥大、心筋梗塞のような心臓の異常の診断や、電解質異常などの全身状態の把握に重要な情報を与えてくれます。

 

 しかし、記録時間がせいぜい30秒から1分と短いため、発作性あるいは一過性に出現することが多い不整脈や狭心症発作を12誘導心電図で捉えるのは困難です。このような12誘導心電図の欠点を補うために色々な心電図検査法が開発、利用されています。その一つにホルター心電図検査があります。

 

 

 

代表的な心電図

 

 

 

 

心電図ドリル ベクトル・コア 杉浦哲郎 監修 土井忠文/宮尾恵示 著 より転載