>医療法人 啓眞会 くにちか内科クリニック

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協同意思決定(SDM)

 

 

 

 

 

医師の独断とインフォームド・コンセント、協同意思決定

 

■医師の独断で決定

治療・検査方法の詳しい説明をしない.

効果・副作用・他の方法などの説明をしない.

患者側の理解・同意を得ていない.

医師が検査・治療方針を独断で決める.

 

 

インフォームド・コンセント(説明と同意)

 インフォームド・コンセント(informed consentとは、「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念。

 

 特に、医療行為(検査や投薬、手術など)の対象者(患者や家族)が、検査や治療の内容についてよく説明を受け十分理解した上でinformed)、対象者が自らの自由意志に基づいて医療従事者と方針において合意するconsent)ことである。単なる「同意」だけでなく、説明を受けた上で治療を拒否することもインフォームド・コンセントに含まれる。

 

 説明の内容としては、対象となる行為の名称・内容・期待されている結果のみではなく、代替治療、副作用や成功率、費用、予後までも含んだ正確な情報が与えられることが望まれている。また、患者・被験者側も納得するまで質問し、説明を求めなければならない。

 

 

■協働意思決定(シェアード・デシジョン・メイキング 、SDM)

 

 シェアード・デシジョン・メイキング(Shared Decision Making、SDM)とはインフォームド・コンセントをより一歩進めた概念

 

 対話を基盤に患者の価値観を尊重し医療従事者と患者が協力して治療方針など医療に関することを決めること。

  

  • 医療側は医学的な観点から検査・治療方などの選択肢と効果・リスクなどを説明する。

  • 患者側はが自分の価値観や生活背景、希望などを医療側に伝える。

  • 医療専門家のみの判断頼るのではなく、患者の意向を尊重し患者満足度やQOL(生活の質)の向上を目指す。

 

  シェアード(shared):共用、共有、協働。(例:シェアーハウス・ルームなど)

  デシジョン(decision):決心、決定、決断

  メイキング(making):製造、制作、制作過程

 

 

 

 

SDM

 

 

 

 

 

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