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| 高齢者用肺炎球菌ワクチンについて |
■高齢者と肺炎
肺炎はわが国の死亡原因の第5位(7.5%)です。細菌によって生じる肺炎の原因の第1位が肺炎球菌によるもので約20%を占めています。また、肺炎で亡くなる方の97.8%が65歳以上の高齢者で年齢が上がるごとに死亡リスクが高くなります。80歳以上になる脳血管疾患と順位が入れ替わり第3位となっています。従って、65歳以上の方は肺炎球菌などによる肺炎を予防することが重要になります。
■高齢者用肺炎球菌ワクチン
①プレベナー20:プレバナー13の改良型ワクチンで20種類の血清型に対応したワクチンです。そのため、特にニューモバックスと併用しなくてもこのワクチン接種の1回接種することも可能です。過去にプレベナー13やニューモバックス23を受けた方でもプレベナー20の1回接種が受けることができます。現時点では最も推奨される高齢者用肺炎球菌用ワクチンです。2026年4月より公費助成が受けるられる定期接種となりました。
②キャップバックス:2025年10月29に接種が始まった新しい21価肺炎球菌結合型ワクチン「キャップバックス」は成人の肺炎球菌感染症(肺炎や菌血症など)の予防に特化し、1回の接種で生涯にわたる免疫が期待でき、従来のワクチンより広範囲(80.3%カバー)の菌から守れるため、高齢者や基礎疾患のある方に推奨される、最新のワクチンです。ただし、2026年4月の時点では定期接種ではなく任意接種です。
■副作用について
最近実施された臨床試験では75.4%に副反応が認められました。その主なものは注射部位の症状(痛み、発赤、腫れ)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。
重篤な副反応としては、強いアレルギー反応(アナフィラキシー)、血小板減少性紫斑病、知覚異常・ギランバレー症候群等の急性神経根障害、蜂巣炎・蜂巣炎様反応(いずれも頻度不明)があげられています。 接種後に気になる症状や体調の変化があらわれたら、すぐ医師にご相談ください。