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ケンシン(健診・検診)を受けていますか? 看護師より
健診と検診。「ケンシン」と同じ読み方です。両者の違いをご存じですか?
健診とは
健康診断あるいは健康診査のことで、健康か否かを確かめるものです。主に自覚症状のない人が、自分の健康状態を知って生活習慣病を予防するためや、隠れた病気を発見するために行われます。
健診には①労働者の義務としての「職場健診」、②生活習慣を見直す手段としての「特定健診」、③子供の発育の状態を調べるための「乳幼児健診」や「学校健診」、④妊婦さんとお腹の赤ちゃんの健康状態をチェックするための「妊婦健診」があります。
特定の病気を発見していく事が目的ではなく、どこかに異常がないかをスクリーニング的に調べることが目的です。自分では気づいていない病気を早期発見できれば、治療によって病気の進行を食い止めることも、治すことも可能です。
検診とは
特定の病気を早期に発見し、早期に治療することを目的としています。健診とは目的が異なります。例えば、「胃がん検診」「大腸がん検診」「乳がん検診」などのように、特定の病気を見つける事を目的とした検査と診断を行います。
いままでは完治することが難しいとされてきたがんも、検診により早期発見できるようになりました。そして、早期治療により完全に治るケースも増えてきています。
特定健診とは
正式には特定健康診査のことで、健診に含まれます。俗に「メタボ健診」ともいわれています。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は自覚症状がないまま進行します。その結果としての動脈硬化により、脳卒中や心筋梗塞といった深刻な病気が引き起こされます。
これらの生活習慣病は個々の原因で発症するというよりも、肥満、特に内臓脂肪の蓄積がその根底にあることが分かってきました。
特定健診は、これらの生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的としています。その前段階(予備群)であるメタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)に着目。これに該当する方や予備群を的確に見つけだすことを目的としています。
さらに、生活習慣病の発症リスクが高い人に対しては、生活習慣を見直す目的で、一人一人の身体状況に合わせたサポートをおこなう特定保健指導に繋げます。
メタボリック・シンドロームとは
メタボリック・シンドロームとは、内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧・脂質異常症・高血糖のうち、いづれか2つ以上を合わせもった状態もことをいいます。
メタボリック・シンドローム 対策 管理栄養士より
職場健診や特定健診で、腹囲と血液検査の結果からメタボリック・シンドローム(以下、メタボ)と診断された方もいらっしゃるのではないでしょうか。メタボ(内臓脂肪症候群)は、お腹の内臓の周りに脂肪が貯まることにより起こります。放置すると動脈硬化を引き起こし、命に関わる病気を引き起こします。
脂肪は蓄積する場所により内臓脂肪と皮下脂肪に分けられます。内臓脂肪は皮下脂肪と比べると、「貯まりやすい」が「減りやすい」という特徴があります。貯金でいうと、普通預金に例えられます。リンゴ型肥満(内臓脂肪型肥満)とも呼ばれ、お腹まわりが「ぽっこり」しているのが特徴です。
一方、皮下脂肪は「貯まりにくい」が「減りにくい」という特徴があります。貯金でいうと定期預金に例えられます。下半身につくことが多く、洋ナシ型肥満(皮下脂肪型肥満)とも呼ばれ、下半身が洋ナシのようになります。
内臓脂肪型肥満は男性や閉経後の女性に多くみられます。普通貯金も定期貯金も減らしたくはありません。しかし、内臓脂肪は健康への負の貯金、すなわち借金です。借金は減らしたいものです。食生活を見直し意識して身体を動かすことにより、「健康への借金=内臓脂肪」を減らすことが可能です。
「早食い・大食い」「夜食や間食が多い」「毎日の飲酒」などの習慣に思い当たられる方。出来ること一つからでも挑戦してみませんか! 例えば、「(せめて)夕食はひと噛み30回」「夜○時以降は食べない」「○曜日は休肝日にする」など…。
食事の取り組みにプラスして運動を取り入れると、さらに効果的です。「テレビ体操」「一駅歩く」「階段を使う」など…。これも「出来ること」から実行してみてください。
皆様の疑問にお答えします 事務より
Q:大きな病院に風邪で行ったら料金が高かった。領収書の「保険外 3,240円」。これはなんだろう?
A:入院のベッド数が200床以上ある大きな病院では、紹介状のない初診に対し「保険外併用療養費(選定療養)※」がかかる場合があります。今回の3,240円は、おそらくこの金額と思われます。
※)保険外併用療養費(選定療養)とは「初期の診療は地域の医院・診療所で行い、高度・専門的な医療は病院(ベッド数が200床以上)で行う」ことを目的として、厚生労働省により制定された制度です。各病院で独自に金額を決めることが出来るため一定ではありません。各病院のホームページや院内掲示にてご確認ください。
高い所では5千円位かかることもあるようです。症状が軽い場合、まずは地域の医院・診療所、またはベッド数が200床未満の病院への受診をお勧めします。
最近は完全予約制の病院も多くなっています。詳しい検査や手術などで大きな病院への受診を希望される場合、紹介状と予約が必要となることがあります。かかりつけ医にご相談ください。
なお、紹介状には料金(1割負担:250円、2割負担:500円、3割負担:750円)がかかります。ご承知おきください。
「ひまわり」の花言葉 「あなただけを見つめる」
私どもスタッフ一同は、いつも地域の皆様の健康を見つめています。
「ひまわり通信」 お役に立てれば幸いです。